シニア層・団塊の世代、シニアマーケット関連の自主調査


ネットエイジアリサーチ
日本映画の海外における評価に関する調査
~海外でも評価される日本映画を!今後は「アニメ」に大きく期待~
 全編Flash型ネットリサーチ「リサーチTV」(http://www.researchtv.jp/)を展開するネットエイジア株式会社(http://www.netasia.co.jp/)(本社/東京都港区、代表取締役:三清 慎一郎、以下ネットエイジア)では、「日本映画の海外における評価に関する調査」を全編Flash型ネットリサーチ「リサーチTV」により実施、男女20歳~59歳の400名(男性:200名、女性:200名)の回答を得ました。

 今後もネットエイジアでは、世の中の関心が高いテーマの調査、今後のトレンドを占える調査など、マーケティングシーンで役立つ様々な情報をリサーチTVによりタイムリーに提供してまいります。
※リサーチTV:精度の高い調査結果を追求し、回答負荷を極限まで抑えた、全編Flashの動画リサーチ。モニター数は業界最大級規模130万人。回答のし易さから、シニアマーケティングでの活用事例も豊富。

リサーチTV(http://www.researchtv.jp/)調査結果>

◆ヴェネチア国際映画祭への日本映画の出品「知っていた」75.3%
 日本からは3作品が出品され話題になった今年度のヴェネチア国際映画祭(※世界3大映画祭の1つ。毎年8月末から9月初旬にイタリアのヴェネチアで実施)。これまでも日本映画やアニメは高い評価を得てきたが、ヴェネチアでの人気の高さを見て、改めて日本映画の底力を実感した人は多いのではないだろうか。そこで今回の調査では、20歳~59歳の男女が日本映画の海外での評価をどのように意識しているかを調べてみた。まず、今回のヴェネチア映画祭に対する「日本人監督の作品が出品されたことを知っていたかどうか」を聞いたところ「知っていた」は75.3%となった。今回の出品に関しては、ニュースで大きく扱われたこともあってか、かなり多くの人が注目していたことが分かる。ただし、「知っていた」という301名の回答者に「日本映画が3本出品されたことを知っているかどうか」を聞いたところ、「3本出品されたことを知っていた」は54.2%にとどまった。

◆宮崎駿は「国内外とも高く評価」、一方北野武は「国内より海外で高く評価」
 次に、日本映画の出品を「知っていた」という301名の回答者に、今回出品された作品の監督を知っているかどうかについて聞いてみると「宮崎駿」を「知っている」は97.5%、「北野武」を「知っている」は96.8%であるのに対し、「押井守」を「知っている」は46.5%だった。さらに今回の出品作品である「崖の上のポニョ(宮崎駿監督)」「アキレスと亀(北野武監督)」「スカイ・クロラ The Sky Crawlers(押井守監督)」を知っているかどうかについて聞いてみると、大ヒットを記録中の「崖の上のポニョ」を「知っている」が94.7%であるのは当然だとしても、「アキレスと亀」は65.1%、「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」は58.5%となり、今回の出品を知っている回答者は、宮崎駿作品以外の作品に関してもある程度認識があることが分かった。また、これらの監督の国内と海外での評価はどうなのかを聞いたところ、宮崎駿が「国内で評価されている」は94.6%、「海外で評価されている」は86.2%となり、宮崎駿は国内外とも高く評価されているという認識があることが分かった。一方、北野武は「国内で評価されている」は69.2%、「海外で評価されている」は87.6%となっており、北野武は、国内よりも海外で評価されているという認識があることが分かった。

◆今後、海外で評価されるジャンルは1位「アニメ」2位「漫画」、「実写映画」は4位
 「日本人映画監督が国内だけではなく海外でも評価されることに関心があるかどうか」について聞いたところ「関心がある」が70.3%になった。また、その理由としては「日本人としてうれしい」「世界に通用することが大事」等となり、ともすれば国内の評価にだけ関心が行きがちな日本の映画界に対して、一般的な映画ファンの多くは、国内だけではなく、海外でも通用するような作品を強く望んでいることが分かった。また、「今後海外で評価される人材や作品が、日本の映画界やアニメ界から出てくると思うかどうか」について聞いたところ、「出てくると思う」は67.3%となった。さらに、「今後、海外で日本人クリエーターが評価されるジャンル」を聞いたところ、1位が「アニメ」80.3%、2位が「漫画」58.5%、3位「ゲーム」47.5%、4位「実写映画」28.3%となり、今回のヴェネチア映画祭への出品作の3作品の内2作が、アニメ作品であることが象徴しているように、「実写映画」よりも「アニメ」や「漫画」に大きな期待をよせていることが分かった。


□ 調査概要(クローズド調査)
○  調査テーマ ・・・ 「日本映画の評価に関する調査」
○  調査対象 ・・・ 20歳~59歳の男女
○  調査期間 ・・・ 9月5日~9月8日
○  回答サンプル数 ・・・ 400名(男性:200名、女性:200名)

□ 調査内容
  • ヴェネチア映画祭で、日本人監督の作品が出品されたことを知っていたか。
  • 日本人映画監督が国内だけでなく海外でも評価されることに関心があるか。
  • どのジャンルの日本人クリエーターが今後海外で評価されるか。


 本件についてのお問い合わせ

■ネットエイジア株式会社 マーケティング事業本部 担当:大深(オオフカ)
http://www.netasia.co.jp/
Tel: 03-3589-3255   Fax: 03-3589-3256  email: research-press@netasia.co.jp

■ 「リサーチTV」の概要
ネットリサーチのデメリットである、極端なスピード回答やアンケート設問の読み飛ばしを排除し、限りなく「対面調査インタビュー」に近い、精度の高いネットリサーチを実現することを可能とするサービス。アンケートモニターは130万人。
回答のし易さから、シニアマーケティングでの活用事例も豊富。




 調査結果一部抜粋



◆以下の映画監督は国内、海外で評価されていると思いますか?【単一回答】
「押井守」「宮崎駿」「北野武」映画監督は国内、海外で評価されていると思いますか?
※クリックすると拡大します。


◆どのジャンルの日本人クリエーターが今後海外で評価されると思いますか?【複数回答】
どのジャンルの日本人クリエーターが今後海外で評価されると思いますか?
※クリックすると拡大します。



■ ネットエイジア株式会社について
【社名】 ネットエイジア株式会社
【所在地】 東京本社:東京都港区赤坂6丁目9番17号 赤坂ロイヤルオフィスビル3F
【代表者】 代表取締役 三清 慎一郎
【設立年月】 2005年2月
【資本金】 3億872万円
【事業内容】 モバイルリサーチ事業
インターネットメディア事業
システムソリューション事業
【URL】 http://www.netasia.co.jp/